Miles Davis 「Just Squeeze Me」(CD10枚組) [ジャズ名盤]
これは、スタジオ正式盤をに収録されたものを集めたものであり、音質的には、正式のCDと全く遜色無く、お買い得品だ。
ただ、ライナーノーツ等が一切入っておらず、どのような曲なのか、分からないというのも、聴いていて、つまらないだろう。
そこで、オリジナルアルバムを調べてみた。
と言っても、曲名と、収録時間、CDDBに入っていた録音年の情報からの推定になる。(疑問のあるもので、オリジナルCDを持っているものは、聴き比べた)
それをItunesに入れると、ジャケットアートも入手でき、満足度も高まる。
こうしてみると、Relaxin' 、Steamin' 、Walkin'、Round About Midnightは全曲入っているし、他にも、かなり多く収録されているアルバムは多い。
クールの誕生からラウンドミッドナイトまでのアルバムは、ほぼ網羅されており、ほぼ年代順に収録されている。
ただ、10枚目で、なぜかクールの誕生に戻っている。
それにつけても、マラソンセッション4部作の内、3作は全曲入っているのに、Cookin' は1曲しか入っていないのはなぜだろう?
1-1 Dig 1951 Dig 1/5
1-2 It's Only a Papermoon 1951 Dig 4/5
1-3 Denial 1951 Dig 5/5
1-4 Bluing 1951 Dig 2/5
1-5 Donna 1952 Miles Davis, Vol. 1 3/15
1-6 Yesterdays 1952 Miles Davis, Vol. 1 5/15
1-7 Chance It 1952 Miles Davis, Vol. 1 2/15
1-8 How Deep Is the Ocean 1952 Miles Davis, Vol. 1 6/15
1-9 Dear Old Stockholm 1952 Miles Davis, Vol. 1 1/15
1-10 Woody 'N' You 1952 Miles Davis, Vol. 1 4/15
2-1 Compulsion 1953 Collectors' Items 4/7
2-2 The Serpent's Tooth [Take 1] 1953 Collectors' Items 1/7
2-3 The Serpent's Tooth [Take 2] 1953 Collectors' Items 2/7
2-4 Tasty Pudding 1953 Early Miles 6/8
2-5 Floppy 1953 Miles Davis and Horns 51-53 2/9
2-6 Willie the Wailer 1953 Miles Davis and Horns 51-53 3/9
2-7 For Adults Only 1953 Miles Davis and Horns 51-53 4/9
2-8 Ray's Idea 1953 Miles Davis, Vol. 2 3/11
2-9 Kelo 1953 Miles Davis, Vol. 2 1/11
2-10 Enigma 1953 Miles Davis, Vol. 2 2/11
2-11 Tempus Fugit 1953 Miles Davis, Vol. 2 4/11
2-12 I Waited for You 1952 Miles Davis, Vol. 2 6/11
3-1 C.T.A. 1953 Miles Davis, Vol. 2 5/11
3-2 Tune Up 1953 Blue Haze 7/8
3-3 Smooch 1953 Blue Haze 4/8
3-4 Well You Needn't 1954 Miles Davis, Vol. 1 13/15
3-5 Take Off 1954 Miles Davis, Vol. 1 10/15
3-6 Weirdo 1954 Miles Davis, Vol. 1 14/15
3-7 Lazy Susan 1954 Miles Davis, Vol. 1 11/15
3-8 It Never Entered My Mind 1954 Miles Davis, Vol. 1 15/15
3-9 The Leap 1954 Miles Davis, Vol. 1 12/15
3-10 Old Devil Moon 1954 Blue Haze 3/8
3-11 I'll Remember April 1954 Blue Haze 1/8
3-12 Solar 1954 Walkin' 3/5
4-1 You Don't Know What Love Is 1954 Walkin' 4/5
4-2 Love Me or Leave Me 1954 Walkin' 5/5
4-3 Walkin' 1954 Walkin' 1/5
4-4 Blue 'N' Boogie 1954 Walkin' 2/5
4-5 But Not for Me 1954 Bags' Groove 7/7
4-6 Airegin 1954 Bags' Groove 3/7
4-7 Oleo 1954 Bags' Groove 4/7
4-8 Doxy 1954 Bags' Groove 6/7
5-1 Bags' Groove [Take 2] 1954 Bags' Groove 2/7
5-2 Green Haze 1955 The Musings of Miles 6/6
5-3 Easy Living 1955 Blue Moods 4/4
5-4 Nature Boy 1955 Blue Moods 1/4
5-5 Dr. Jackle 1955 Miles Davis and Milt Jackson Quintet/Sextet 1/4
5-6 Just Squeeze Me 1955 The New Miles Davis Quintet 1/6
5-7 There Is No Greater Love 1955 The New Miles Davis Quintet 2/6
6-1 Bemsha Swing 1954 Miles Davis and the Modern Jazz Giants 4/5
6-2 Swing Spring 1954 Miles Davis and the Modern Jazz Giants 2/5
6-3 The Man I Love 1954 Miles Davis and the Modern Jazz Giants 1/5
6-4 No Line 1954 Oleo 5/7
6-5 Vierd Blues 1954 Oleo 7/7
6-6 In Your Own Sweet Way 1954 Oleo 6/7
6-7 Something I Dreamed Last Night 1956 Steamin' 3/6
7-1 Salt Peanuts 1956 Steamin' 2/6
7-2 Surrey with the Fringe on Top 1956 Steamin' 1/6
7-3 It Never Entered My Mind 1956 Workin' 1/8
7-4 Four 1956 Workin' 2/8
7-5 In Your Own Sweet Way 1956 Workin' 3/8
7-6 If I Were a Bell 1956 Relaxin' 1/6
7-7 You're My Everything 1956 Relaxin' 2/6
8-1 I Could Write a Book 1956 Relaxin' 3/6
8-2 'Round Midnight 1956 Round About Midnight 1/6
8-3 Ah-Leu-Cha 1956 Round About Midnight 2/6
8-4 All of You 1956 Round About Midnight 3/6
8-5 Bye Bye Blackbird 1956 Round About Midnight 4/6
8-6 Well, You Needn't 1956 Steamin' 5/6
8-7 Diane 1956 Steamin' 4/6
9-1 When I Fall in Love 1956 Steamin' 6/6
9-2 Trane's Blues 1956 Workin' 5/8
9-3 Ahmad's Blues 1956 Workin' 6/8
9-4 Half Nelson 1956 Workin' 7/8
9-5 Oleo 1956 Relaxin' 4/6
9-6 It Could Happen to You 1956 Relaxin' 5/6
9-7 Woody 'N' You 1956 Relaxin' 6/6
10-1 Dear Old Stockholm 1956 Round About Midnight 6/6
10-2 Tadd's Delight 1956 Round About Midnight 5/6
10-3 Sweet Sue, Just You 1956 Round About Midnight Vonus Trk.
10-4 My Funny Valentine 1956 Cookin' 1/5
10-5 Israel 1950 Birth of the Cool 10/12
10-6 Rouge 1950 Birth of the Cool 11/12
10-7 Darn That Dream 1950 Birth of the Cool 12/12
10-8 Odjenar 1951 Conception 1/12
10-9 Hibeck 1951 Conception 2/12
10-10 Yesterdays 1951 Conception 3/12
10-11 Ezz-Thetic 1951 Conception 4/12
10-12 Morpheus 1951 Miles Davis and Horns 51-53 5/9
10-13 Down 1951 Miles Davis and Horns 51-53 6/9
「大人のジャズ再入門」 マイルスファンのバイブルだ [ジャズ名盤]
ジャズを聴いている人なら誰でも知っている、ジャズの歴史そのものと言える超名盤。
内容は一人の人間の、わずか10年後の作品とは思えないほど、大きく異なる。
今日は、2年前に出版された本だが、昨日購入した「大人のジャズ再入門」という本を紹介したい。
この本は、まさに、「カインド・オブ・ブルー」誕生への過程から、様々なアルバムを通し進化をつなげ、「ビッチャズ・ブリュー」に結実して、その成果をショーターやザビヌルが引き継いで行くまでを扱っている。
内容は、その間のマイルスの全アルバムと、その時期にサイドメンが各自の名義や様々な活躍をした主要なアルバムを録音日順で配置し、録音のエピソードを紹介し、論評したものだ。
コルトレーンの「ジャイアント・ステップ」が、「カインド・オブ・ブルー」の次のページに書かれている。
その年(1959年)の最後は、ビル・エヴァンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」だ。
1964年の「マイルス・イン・トーキョー」の前のページには、ハンコックの「エンピリアン・アイルズ」。
65年の「E・S・P」の次のページには、同じくハンコックの「処女航海」。
68年の「マイルス・イン・ザ・スカイ」は、たいへん好きなアルバムだが、その録音のインターバル(4ヶ月)の間にはチック・コリアの「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」。
そして、69年の「ビッチャズ・ブリュー」の1ヶ月前に、「1969マイルス」というライブアルバムが収録されていたのは、知らなかった。
93年に発売されていたのだが、調べてみると、96年のソニーのマイルス全作品・紙ジャケ・再発の時に、対象になっていなかった。
このときに、この10年間のマイルスで、まだ持っていなかったCDをほぼ全て揃えたので、安心しきっていた。
もともと紙ジャケの無かったアルバムなので、当然と言えば当然なのだが、...
今日、買いに行こう!
この図書の前書きにも書かれていることなのだが、ジャズは、アルバムを点とすると、点をつないで線にし、その線から派生する点をつないで面にしていく、という楽しみがある。
私自身、まさに、マイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」と「ビッチャズ・ブリュー」との間の10年間をつなぎ、その後のマイルスへと線をつないできたし、
ジャズのCDで持っているものは、ほとんどがここからの面上にあるものだ。
唯一の例外、そして、線になっているのは、パット・メセニー。
同世代のアーティストで、78年のグループデビュー以来のつきあい。グループデビューのアルバムは、FMで全曲流してくれたのをエアチェックし、それこそすり切れるほど聴いた。
そして、85年ころからは、全アルバムを発売時に購入してきた。
ここから、ブラッド・メルドーに進むことができた。
だが、やはり、自分に取って一番太い線は、マイルスのこの10年間だ。
この図書は、まさに、そのような聴き方をしている者にとっては、必ず知っておかなければならないエピソードが満載だ。
ジャクソン・ブラウン [ロック名盤]
中規模なCD屋さんやレンタル屋さんでは取り扱っておらず、かなりマイナーらしい。
私自身、彼の歴史を語れるほど詳しいわけではない。
が、たいへん良い音楽なことは間違いない。
ただ、ちょっと調べて見ると、紹介しておいた方が良いと思うので、ちょっと頑張って書いてみたい。
ジャクソン・ブラウンは、1948年生まれ、今59歳。
デビューは、1972年、24歳のとき。
そのころ、イーグルスのファーストアルバム冒頭の超名曲「テイク・イット・イージー」をグレン・フライと共作。
この曲を知っている人は多いと思うが、ジャクソン・ブラウンも、そう言う雰囲気の曲と考えていただいて良いと思う。
自分自身のデビューアルバム「ジャクソン・ブラウン」でも、「ドクター・マイ・アイズ」がヒット。
アコースティックギターの響きが良く、コーラスのハモリも良く、親しみやすい曲調で、とても良い曲だ。
1976年アルバム及びシングルで「孤独のランナー」が大ヒット。
この曲は、編曲がとても良く、親しみ安く、軽いスピード感があって、「ドクター・マイ・アイズ」と並んで、彼の最高傑作だ。
その後、80年代に入っても、基本的な姿勢は変わらず、良い曲を出し続けている。
90年代以降、多少、アルバム発表の間隔は長くなっているが、着実に活動し続けている。
ともかく、イーグルスが好きな人なら、絶対にオススメ。
iPod Classic 120GB そして、Genius機能 [音楽を聴く機材や使いこなし]
これまで、携帯音楽プレーヤ(以下DAP)は、メモリータイプなら10機種くらい買ったのだが、HDDタイプは買っていなかった。
今回のiPod Classicは、120GBと自分にはちょうど良い容量なので、買ってみた。
新しいGenius機能についても紹介したい。
次のような声があり、ずっと気になっていた。
「DAPの音質は、電源で決まる。 HDDタイプの方が電源に余裕があり、メモリータイプのトップクラスの音質のものと、HDDタイプの並の音質ものは同レベル。」
前述のように、今回のiPod Classicは、120GBであり、自分のライブラリは90GBほどなので、ちょうど良い容量なので、買ってみた。
結果、上記の音質評価は、まったくその通りだった。
オーディオの評価で「音線が太い」という言葉がある。
iPod Classicの音は、まさに「音線が太い」音だった。
まず、高中低、大変バランスが良く、出しゃばるところも、不足するところも全くなく、フラット型の音だ。
しかし、iPod nano だってフラット型だし、iAudio U5だってそうだ。
これはどう表現すれば良いのだろう。
ともかく、「ああこれが音線が太い、という音なんだなぁ」という印象。
話は変わって、Genius機能。
これは、ある曲で、Genius機能を使うと、その曲といっしょに聞くと良い感じな25曲を選び出して、プレイリストを作ってくれる。
とうぜん、自分のiPodの中にある曲から選曲するのだが、
「あれ、こんなに良い曲が、自分のライブラリにあったのか」と
再発見させられる。
具体例を挙げると、クリームのホワイトルームが鳴っているときに、Genius機能を使うと、ジミヘンの紫の煙やThe Whoのマイジェネレーション、バーズのミスタータンブリンマン、と言った曲のプレイリストが作られる、というわけだ。
この曲からGenius、あの曲からGeniusとやっていると、なかなか面白い。
そう言ったなかで、私のiPodのGeniusプレイリストにしばしば出てくるのが、ジャクソン・ブラウンだった。
ジャクソン・ブラウンは、自分自身のライブラリにあるくらいだから、未知のアーティストというわけではないが、
まったくのノーマークだった。
「君が一番好きなアーティストは、実は、ジャクソン・ブラウンだったのだよ」とアップルから教えてもらったような
妙な気持ちだ。
本日の iAudio U5 [最近聞いている曲]
自分の好きな曲の全体像を示す手段として、ときどき掲載して、自分の興味のある音楽の変遷をみていこうかと。
各々のアルバムについては、追って語っていきます。
akiko : Collage
Bill Evans : Waltz For Debby
Bill Evans(sax) : Let The Juice Loose : Soul Insider : Soulgrass
Brian Bromberg : Downright Upright : Wood : Wood 2
Camel : Coming Of Age : Never Let Go
Chad Wackerman : Legs Eleven
David Bowie : Changesbowie
David Cross : Closer Than Skin : Exiles : Testing To Destruction
Deep Purple : Live In Japan : Rapture Of The Deep
Dream Theater : A Change of Seasons : Images And Words
Emerson, Lake & Palmer : Ladies and Gentleman
Enigma : Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!
Fleetwood Mac : Greatest Hits (European)
Genesis : A Trick Of The Tail : Selling England By The Pound
Keiko Lee : Voices : Voices Again
Keith Jarrett : Changeless : Changes : My Song
King Crimson : Frame By Frame : In The Court Of The Crimson King : Red : The ConstruKction Of Light : The Deception Of The Thrush (A Beginner's Guide To Proje Kcts) : The Power To Believe
Led Zeppelin : Led Zeppelin [Box Set 1]
Lyle Mays : Fictionary
Marillion : Brief Encounter (Disc 2) : Clutching At Straws : Marillion.Com : Real To Reel
Maroon 5 : Songs About Jane
Melody Gardot : 夜と朝の間で
Michael Brecker : Pilgrimage
Mike Clark & Paul Jackson : The Funk Stops Here
Miles Davis : Agharta : Bitches Brew : Cookin' : Get Up With It : Miles In Berlin : Miles In The Sky : Milestones : Nefertiti : Pangaea : Relaxin' : Four & More : Water Babies
Norah Jones : Come Away With Me feel like home : Not Too Late
Pat Metheny : As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls : Quartet :Selected Recordings : The Road To You : The Way Up : Travels
Pat Metheny/Brad Mehldau : Quartet
Pink Floyd : Atom Heart Mother : Dark Side Of The Moon : Echoes: The Best Of Pink Floyd
Ralph Peterson Quintet : V_
SOIL&PIMP" SESSIONS" : PIMPOINT
Soul Bossa Trio : Dolphins : Songs And Melodies
Sting : Nothing Like The Sun : Soul Cages : The Dream Of The Blue Turtles
Tangerine Dream : Phaedra : Stratosfear
The Band : Best
The Byrds : Premium Best
The Carpenters : Their Greatest Hits
The Eagles : Hotel California : The Eagles : The Long Run
U2 : The Joshua Tree
沢木 順 : ザ・ミュージカル
岡本真夜 : Dear… : Wonderful Colors : もう一度 あの頃の空を…
今井美樹 : Dream Tour Final At Budokan 2004 : Ivory III
上原ひろみ : Time Control : アナザー・マインド
chick & Hiromi Duet [上原ひろみ]
上原ひろみのファンには、チックコリアも大好きという人は多いと思う。
もちろん、私もその一人だ。
そんなファンには、家宝とも言えるようなCDが出た。
昨年、ブルーノート東京での、2台のピアノによるライブだ。
ライナーノーツやSwingJournalの記事には、同じ様なことが書いてあるのだが、
要は、ソロと伴奏という普通の形ではなく、2人ともソロを弾いているということだ。
また、同じ様なフレーズで、左右どちらがチックでどちらがひろみだか、わからない、
そんなことが良いということだ。
まあ、それはその通りであって、このアルバムをレポートするのに、それ以上適切な言葉も
見あたらないのだが、...
CDで(もしくはDAPにダビングして)音だけを聴いていた間は、全くその通りだと思っていたのだが、
DVDの映像を見て、印象は一変した。
上原ひろみは、本当に上原ひろみらしくのびのびと弾いている。
興に入ってくると顔をゆがめたり、歌ったり、いたずらッコのような顔をしたり、それは、これまでTVで
見てきた上原ひろみと変わらないし、
音も2人がどのフレーズを弾いているかが、目で見てハッキリ分かると、実に上原ひろみは、普段どおりに
弾いているのだ。
そして、チックコリアは、それを支えている。
んで、出てくる音楽としては、二人ともソロという感じなのだから、これはすごい。
これって、まるで、のだめと千秋(もしくは、峰と千秋)のデュエットと同じじゃないか、ということだ。
千秋が、「好きに弾いて良いぞ。ただし、オレの音を良く聞け。」って、あれだ。
もちろん、事前に行われた入念なリハーサルのストーリーから外れているわけではないし、
上原ひろみは、チックコリアの音を逃さずに聴いて、それに反応している。
チックコリアは、上原ひろみの反応を楽しみながら、自分のピアノでコントロールして、
結果として、2人分の音楽を創造している。
本当にすごいことだと思う。
Led Zeppelin Mothership (その2) [Led Zeppelin]
さて、8年前に出たベスト盤と、どうも曲がほとんど変わらないような感じがするので、具体的に調べてみた。
★は、前回入って無かった曲。
(Disc 1)
1. グッド・タイムズ・バッド・タイムズ (Ⅰ)
2. コミュニケイション・ブレイクダウン (Ⅰ)
3. 幻惑されて (Ⅰ)
4. ゴナ・リーヴ・ユー (Ⅰ)
5. 胸いっぱいの愛を (Ⅱ)
★6. ランブル・オン (Ⅱ)
★7. ハートブレイカー (Ⅱ)
8. 移民の歌 (Ⅲ)
9. 貴方を愛しつづけて (Ⅲ)
10. ロックン・ロール (Ⅳ)
11. ブラック・ドッグ (Ⅳ)
12. レヴィー・ブレイクス (Ⅳ)
13. 天国への階段 (Ⅳ)
(Disc 2)
1. 永遠の詩 (聖なる館)
★2. 丘のむこうに (聖なる館)
★3. ディジャ・メイク・ハー (聖なる館)
4. ノー・クォーター (聖なる館)
5. トランプルド・アンダー・フット(フィジカルグラフィティ)
6. 聖なる館 (フィジカルグラフィティ)
7. カシミール (フィジカルグラフィティ)
8. 俺の罪 (プレゼンス)
9. アキレス最後の戦い (プレゼンス)
10. イン・ジ・イヴニング (インスルージアウトオブドア)
11. オール・マイ・ラヴ (インスルージアウトオブドア)
前回のベストに入っていて、今回入っていなかった曲は、以下のとおり。
・強き二人の愛 What Is And What Should Never Be (Ⅱ)
・限りなき戦い The Battle Of Evermore(Ⅳ)
・テン・イヤーズ・ゴーン Ten Years Gone (フィジカルグラフィティ)
う~む、微妙な変化だなぁ。
Disc1に関しては、セカンドアルバムからの選曲は、前回の選曲の方が妥当だと思う。
4枚目に関しては、前回はLP時A面は全曲入っていたが、これは、入れすぎだっただろう。
Disc2に関しては、前回入っていたテン・イヤーズ・ゴーンはミディアムテンポの佳曲だが、聖なる館から多く入れた今回の選曲の方が妥当だろう。
まあ、大差ないか。
Led Zeppelin Mothership [Led Zeppelin]
2ヶ月も前のことだが、Led Zeppelinのベスト盤が出ている。
「またベスト盤かよ、今度は買わないぞ。」と思いつつも、気に掛かる。
何せ、Zepは、LP、結局全曲のベスト盤、個別のCDとまるまる3セットも買っている。
CD4枚組ベスト盤が出たときは、グッド・タイムズ・バッド・タイムズが入っていないのは、何かあると気が付くべきだった。
なんせ、衝撃のファーストのトップの、本当に衝撃的な曲なのだ。
その後、残りの曲でベスト盤を出した時は、本当にやられたと思った。
今回のベスト盤では、そのグッド・タイムズ・バッド・タイムズが、ちゃんとトップに入っている。
以前だと、新着のベスト盤に合わせてテープやMDを作るのは、かなりの重労働だったのだが、
今は、iTunesのプレイリストを使えば、簡単にできちゃう。
というわけで、買わずに同じ曲順のプレイリストを聞きながらレビューする。
それでは、曲と、オリジナルアルバムの紹介
(Disc 1)
1. グッド・タイムズ・バッド・タイムズ (Ⅰ)
2. コミュニケイション・ブレイクダウン (Ⅰ)
3. 幻惑されて (Ⅰ)
4. ゴナ・リーヴ・ユー (Ⅰ)
5. 胸いっぱいの愛を (Ⅱ)
6. ランブル・オン (Ⅱ)
7. ハートブレイカー (Ⅱ)
8. 移民の歌 (Ⅲ)
9. 貴方を愛しつづけて (Ⅲ)
10. ロックン・ロール (Ⅳ)
11. ブラック・ドッグ (Ⅳ)
12. レヴィー・ブレイクス (Ⅳ)
13. 天国への階段 (Ⅳ)
(Disc 2)
1. 永遠の詩 (聖なる館)
2. 丘のむこうに (聖なる館)
3. ディジャ・メイク・ハー (聖なる館)
4. ノー・クォーター (聖なる館)
5. トランプルド・アンダー・フット(フィジカルグラフィティ)
6. 聖なる館 (フィジカルグラフィティ)
7. カシミール (フィジカルグラフィティ)
8. 俺の罪 (プレゼンス)
9. アキレス最後の戦い (プレゼンス)
10. イン・ジ・イヴニング (インスルージアウトオブドア)
11. オール・マイ・ラヴ (インスルージアウトオブドア)
4曲収録されたのは、Ⅰ、Ⅳ、聖なる館の3枚。
この3つのアルバムをジミーペイジは重視しているのだろう。
Zepが結成されたのは68年。今年は、40周年になる。
9月に、ニューヤードバーズの名前でステージデビューしており、10月にファーストアルバムをレコーディング
69年1月に、レッドツェッペリンとして発売された。
今回のベスト盤に収録された4曲は妥当な選曲だが、You Shock Meが外されたのは残念。
ブルースナンバーなのだが、間奏のギターには、5枚目あたりのフレーズの芽を感じる佳曲だし、「幻惑されて」には、この曲から続けてほしかった。
その「幻惑されて」は、映画「狂熱のライブ」のハイライト。
弓で引くギターもカッコ良いが、それ以上に、ドラムとベースのコール&レスポンスがキマッていた。
旧B面は、ブルース色が強く、地味めな曲が並び、その中で、「コミュニケイション・ブレイクダウン 」は短いながらも強烈なフレーズで異彩を放っている。
そうそう、このファーストアルバムでは、曲のクレジットで、ロバートプラントの名前が、1曲しかない。
この時点では、まだジミーペイジのワンマンバンドで、後年のように4人が唯一無二の組み合わせとはなっていないことの、一つのあらわれだと思う。
さて、レコードレビューした69年、彼らは、欧米各地をツアーで回っており、その合間に各地でレコーディングされたのが、2枚目の「Led Zeppelin Ⅱ」だ。
発売されたのは、10月なのだが、6月のBBCラジオで放送されたスタジオライブでは、早くもこのアルバムの曲が放送されている。
今回のベスト盤には、「Ⅱ」からは3曲選曲されているが、これは、異議有り!だ。
「強き二人の愛」はどうした?「レモンソング」なぜ入れない、と言い出すと全曲入れる価値が有るのだが、それは収録時間の関係で仕方がないのは分かる。
しかし、なぜ、この3曲なのだ、というか、絶対的な名曲「胸いっぱいの愛を」とライブで頻繁に演奏された「ハートブレーカー」は良い。なぜ、残り1曲が「ランブルオン」なのだ?
アコースティックから始まり、いろいろな要素が現れるこの曲は、3枚目以降で、同じ様な着想の曲をいくつも作り、徐々に進化させていった原点と言えば原点。
そう言った意味で、特に注目させたかったのだろうか。
さて、翌70年の夏には、サードアルバムのレコーディングに入る。
68年9月以降、1年半もの間、ライブに明け暮れ、メンバーはかなり消耗していたらしい。
70年10月に発売された「Ⅲ」では、ヘビィロックからアコースティック重視へとかなり大きな方向展開がなされるのだが、そのような背景もあったのだろうか。
今回のベスト盤には、どちらかと言うと従来路線の2曲が収録されている。
「移民の唄」は、まだガキだったころにシングルで買ったものなので、個人的には非常に懐かしい。
冒頭のシャウトは、破壊衝動を代理体験させてくれるもので、とても気分が高揚する曲だ。
「貴方を愛しつづけて」は、1枚目にあっても不思議は無い曲調。
結局、「Ⅲ」を支配的なアコースティックロックは、今回のベスト盤には登場しない。
さて、翌71年の11月には、4枚目のアルバムが発売される。
このアルバムの正式名称は、メンバー各々を示す4つのシンボルマークを並べたものだ。
でも、面倒なので、「Led Zeppelin Ⅳ」と呼ばれることの方が多い。
今回のベスト盤には、4曲収録されているが、まあ妥当。
ブラックドック、ロックンロール、天国への階段の3曲は、1枚ものベストでも外せない曲ばかり。
このアルバムのその他の曲は、さほど有名ではないものの、どれも佳曲。
良い意味でどの曲でも良いと思う。
天国への階段の歌詞は、ジャケットに印刷されているし、簡単な英語だが、よく考えるとわけが分からない。
幸福は至る所にあるのだが、人々は見つけることができないだけよ、と言うくらいかな。
他の曲は、悟りを開いて、幸福を見つけることができるようになった心境を力強く語っているように思う。
・・・というわけで、今回のベスト盤の1枚目をザックリ見てきた。
近日中に、残りの2枚目についても見てみたい。
PS:ディープパープルのレビューも忘れたわけではないが、ちょっとエネルギー充填が必要かな。
これも、近日、再開したいと思っている。
のだめカンタービレ [雑記帳]
今年の年末年始は、すっかりのだめカンタービレにはまってしまった。
Peka自身としては、アニメ版の後半を見たことがあるだけだったのだが、カミサンがコミックを借りて来て、読みふけっていた。
2日、3日は、ドラマ版の再放送があり、この2日間、ほとんど何もしないでTVを見ていた。
あまりにもCMが多いので、3日は、1時間遅れで追いかけ再生で見ていたのだが、全く休み無しに4時間あまりぶっ通しで見るのも、なかなかハードだった。
昨日4日は、ヨーロッパ編の1日目、今日5日は、その後半。
昨日のペースだと、今回は、コミックの12巻目までかな。
YouTubeに何が入っているか?と検索してみたら、BS漫画夜話が入っていた。
また1時間はまりそうだ。
1996 Purpendicular [Deep Purple]
すでに、リッチーが脱退して2年の月日が経過しているとは言え、「Come Taste the Band」以来、約20年ぶりのリッチー抜きパープルのアルバムだ。
ファンとしては、もう覚悟は決まっており、新しいパープルの新しい曲を期待してこのアルバムを迎えたのだが、やはり、思いは複雑だった。
ここまでの経過は、前記事と重複するが、93年暮れにリッチー脱退、12月には、ジョーサトリアーニを伴い来日。
94年の冬からは、スティーブモーズが加入し、94年11月、95年3月4月とライブを敢行。
その後スタジオ盤の制作に入り、翌96年1月、この待望の新アルバム「Purpendicular」発売。
これ以降、ほとんど休み無くライブ活動を続けている。

- アーティスト: Deep Purple
- 出版社/メーカー: CMC International
- 発売日: 1996/04/16
- メディア: CD
1 Vavoom : Ted the Mechanic 4:16
2 Loosen My Strings 5:57
3 Soon Forgotten 4:47
4 Sometimes I Feel Like Screaming 7:29
5 Cascades: I'm Not Your Lover 4:43
6 The Aviator 5:20
7 Rosa's Cantina 5:10
8 A Castle Full of Rascals 5:11
9 A Touch Away 4:36
10 Hey Cisco 5:53
11 Somebody Stole My Guitar 4:09
12 The Purpendicular Waltz 4:45
1曲目 Ted the Mechanic は、「これがリッチー抜きパープルだ!」と言う意欲あふれたロック。
アップテンポでマシーンをイメージしたギターリフが印象的。 ボーカル、間奏、コーラス、も良い。
2曲目 Loosen My Strings ミディアムテンポのボーカルパートからバラードっぽい間奏に入るナンバー。
間奏のモーズの泣きのギターの味が活きている。
3曲目 Soon Forgotten イスラム的なちょっと不思議な節回しの曲。
4曲目 Sometimes I Feel Like Screaming バラードから盛り上がっていく曲。
ギターのフレーズを少しづつ変化させて盛り上げていく感じが良い。
5曲目 Cascades: I'm Not Your Lover これもスローナンバーかというイントロだが、中身はミディアムテンポのロック。
6曲目 The Aviator あれ、この生ギター、Led Zeppein(聖なる館あたり)風。 バグパイプのようなフレーズも。
7曲目 Rosa's Cantina このつぶやくようなボーカルは良い。意外とライブで生える曲。
8曲目 A Castle Full of Rascals 不思議なイントロから、ストレートなロックンロールへ。ライブで演奏されていないのが惜しい曲だ。
9曲目 A Touch Away イスラム的なイントロから曲を膨らませていく
10曲目 Hey Cisco この後、ライブの華の1曲となる。後半のスピード感が良い。
11曲目 Somebody Stole My Guitar このタイトルは?
12曲目 The Purpendicular Waltz 落ち着いた佳曲でアルバムを締めくくる。
さて、このアルバムのプロモーションツアーの模様を収録したライブ盤が翌97年発売される。
Purpendicularの曲が6曲も収録されている。
これは、かなり異例の多さだと思う。
このアルバムが発売されるまでのセットリストは、リッチー時代の延長だったのだが、
後述するように、かなり曲が入れ替わる。
このアルバムに相当の自信を持っている様子がうかがえる。
再結成後の曲のみ、アルバム名を付記する。
1-1 Fireball 5:01
1-2 Maybe I'm a Leo 5:53
1-3 Ted the Mechanic 5:06 Purpendicular
1-4 Pictures of Home 5:58
1-5 Black Night 7:33
1-6 Cascades: I'm Not Your Lover 11:04 Purpendicular
1-7 Sometimes I Feel Like Screaming 7:24 Purpendicular
1-8 Woman from Tokyo 6:29
1-9 No One Came 5:53
1-10 The Purpendicular Waltz 5:11 Purpendicular
2-1 Rosa's Cantina 6:18 Purpendicular
2-2 Smoke on the Water 9:24
2-3 When a Blind Man Cries 7:17
2-4 Speed King 11:45
2-5 Perfect Strangers 6:43 Perfect Strangers
2-6 Hey Cisco 7:27 Purpendicular
2-7 Highway Star 8:08
解散前の曲で、見慣れない曲が2曲ほど有る。
2-3 When a Blind Man Cries だが、マシンヘッドと同時に録音され、シングルのB面に使われ、CDとしては、2期のレアものを集めた「Live & Rare」が初登場。その後、マシンヘッドの25周年記念盤に収録。
ただ、このあとは、ライブ盤にしばしば登場。
1-9 No One Came は、レアものではないが、Fireball収録曲で、ライブ盤初登場だが、この後のライブ盤には、しばしば登場。
2期の曲でも、このようなこれまで陽の目を見なかった曲を取り上げているあたり、このメンバーで心機一転やっていこうという姿勢の現れだ。
一方、これを機に演奏されなくなった曲もある。
Child In Timeは、web上のセットリストをかなり調べたが、たぶんこの後一度も演奏されていないと思う。
Space Trackin'は、このライブ盤には無いが、近年のライブ盤では復活している。
ただ、Space Trackin'は、以前は10分を越える大アドリブ大会だったのだが、リッチー在籍時の終わり頃からそうだったのだが、3~4分程度のものになってしまっている。
そのほかにも、Mule等いくつかの曲がセットリストから消えている。
イアンギランのボーカルスタイルは、叫んでいるのか、歌っているのか分からなかったもので、
それが、ロック的破壊衝動を満たせてくれるもので、魅力的だったのだが、
さすがに歳を考えたのか、そのような曲は、ライブでも少なくなる。
スタジオ盤も、そこに考慮したような曲作りとなっている。
今年(輸入盤は昨年)、さらにこの時期のライブ盤が出される。
このライブ盤には、2000年、2005年の録音も収録されているが、2005年は、ジョンロードが抜けた後
1996年、2000年の録音曲のみ示す。
1 Fireball 3:50
2 Ted the Mechanic 4:27 Purpendicular
3 Pictures of Home 5:41
4 Black Night 6:43
5 Woman from Tokyo 5:21
6 No One Came 5:06
7 When a Blind Man Cries 7:29
8 Hey Cisco 5:47 Purpendicular
9 Speed King 5:09
10 Smoke on the Water 8:15
11 Sometimes I Feel Like Screaming 6:46 Purpendicular
12 Fools 9:41
こちらは、Purpendicularの曲は3曲だけで、ちょっと寂しい。
Foolsは、やはりFireball収録曲で、ライブ盤初登場。















